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歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」(文庫)
網野善彦/宮田登

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日本史の教科書を紐解いてみると、歴史的な重要人物、事件の主人公は壮年期の男ばかりである。しかし、歴史民俗的な視点で日本列島の歴史を遡ってみると、中世の女性・子供・老人たちは実にいきいきとしている。養蚕と織物、行商の世界では女性が活躍し、未来を予見するのは子供たちの噂・歌・言葉の世界。さらに子供たちは民俗行事でも重要な役割を担っていた。経験値を持った社会の調整役としての「老人力」は、歴史を動かしている。女性・子供・老人を主人公に歴史を見直せば、男・コメ・農民中心の従来の日本像がひっくり返るのだ。歴史学と民俗学の泰斗が語りつくす、目からウロコの歴史世界。

網野善彦
1928年山梨県生まれ。歴史家。専門は日本中世史、日本海民史。東京大学文学部卒業。都立高校教諭を経て名古屋大学、神奈川大学で教鞭をとる。89年、『瓜と龍蛇』で毎日出版文化賞受賞。2004年2月逝去

宮田登
1936年神奈川県生まれ。民俗学者。文学博士。東京教育大学大学院博士課程修了。東京学芸大学助教授、筑波大学教授、神奈川大学教授を歴任。2000年、『日本人と宗教』で柳田賞受賞。2000年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社: 朝日新聞出版
サイズ:320ページ 14.8 x 10.5 x 2cm
発行年月:2020/8/7

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