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「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
ジェイムス・スーズマン/佐々木知子

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「2030年に労働時間は週15時間になる」と経済学者ケインズは予言した。はるか昔、すでにそれを実現した人々がいる。文明の成功が、どれだけ持続したかで決まるなら、カラハリ砂漠の狩猟採集民ブッシュマンは、人類史上最も成功したと言える。何万年も前から、週15時間の狩猟採集で暮らし、岩絵や物語を楽しみながら繁栄してきた。勤勉を美徳として物に囲まれる現代人よりも、はるかに豊かな暮らしを享受していたのだ。はたして私たちの「労働」や「豊かさ」についての考え方は、正しいのだろうか?気鋭の人類学者が、ブッシュマン社会を通して、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。

ジェイムス・スーズマン
社会人類学者。南部アフリカの政治経済を専門とする。25年以上、南部アフリカであらゆる主要なブッシュマン・グループとともに暮らし、調査してきた。スマッツ特別研究員としてケンブリッジ大学でアフリカ研究に従事。シンクタンク「アンスロポス(Anthropos)」を設立し、人類学的観点から現代の社会的・経済的問題の解決を図る。ニューヨーク・タイムズ紙でも執筆。本書は2017年度ワシントン・ポスト紙ベストブック50冊および米公共ラジオ局ベストブックに選ばれた。

佐々木知子
翻訳者。共訳書にハーヴィー『カーボンフリーエネルギー事典』(ガイアブックス)がある。

出版社: NHK出版
サイズ:398ページ
発行年月:2019/10/25

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