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「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済
小川さやか

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*失敗しても、誰かの稼ぎで食いつなぐ
*最小限の努力で生きる
*借金を返さなくてもよい仕組み
*法的には違法、でも社会的には許される商売 etc.
サントリー学芸賞受賞の気鋭の文化人類学者があきらかにする、
Living for Todayという生き方。

◎内容紹介
わたしたちはしばしば、「働かない」ことに強くあこがれながらも、計画的にムダをなくし、
成果を追い求め、今を犠牲にしてひたすらゴールを目指す。
しかし世界に目を向ければ、そうした成果主義、資本主義とは異なる価値観で
人びとが豊かに生きている社会や経済がたくさんあることに気づく。
「貧しさ」がないアマゾンの先住民、気軽に仕事を転々とするアフリカ都市民、海賊行為が切り開く新しい経済・社会……。
本書では、わたしたちの対極にあるそうした「その日暮らし、Living for Today」を人類学的に追求し、
働き方、人とのつながり、時間的価値観をふくめた生き方を問い直す。

【目次】
プロローグ Living for Todayの人類学に向けて
第一章 究極のLiving for Todayを探して
第二章 「仕事は仕事」の都市世界――インフォーマル経済のダイナミズム
第三章 「試しにやってみる」が切り拓く経済のダイナミズム
第四章 下からのグローバル化ともう一つの資本主義経済
第五章 コピー商品/偽物商品の生産と消費にみるLiving for Today
第六章 <借り>を回すしくみと海賊的システム
エピローグ Living for Todayと人類社会の新たな可能性

小川さやか
1978年愛知県生まれ。専門は文化人類学、アフリカ研究。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程単位取得退学。
博士(地域研究)。 日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、
同センター助教を経て、2013年より立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。
著書『都市を生きぬくための狡知――タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で、
2011年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。

出版社: 光文社
サイズ:224ページ
発行年月:2016/7/14

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