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自然の哲学(じねんのてつがく) おカネに支配された心を解放する里山の物語
高野雅夫

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自然〈しぜん〉と人間を区別することなく、 両者が一体となった自然〈じねん〉の世界。
里山とはそのような場所であり、 変わりつつある今も、 さまざまなことを教えてくれる。
里山に移住してきた若い人たちとの対話を手がかりに、 自らも里山に移住した環境学者が
思索を深めてたどりついた、サステナブルな生き方とは――。

田舎暮らしにあこがれているけれど、迷っている人、必読。
もちろん、移住を決めた人、すでに移住した人にもおすすめ。
そして、移住者を受け入れる人たちにもぜひ読んでほしい。
この危機の時代に、田舎に暮らすことの意味が掘り下げられ、
同時に問題点も明らかにされますが、 それでも希望が見えてきます。
人とつながって、自然とつながって、生態系の一員として暮らしていくこと。
それがいまある生態系を維持し、その恵みを将来世代へとつないでいく。
田畑を借りて自家用のコメや野菜をつくり、 山で木を伐って燃料を調達する。
そんな日常が、おカネに支配された心を解放してくれる。
持続可能な自分も、未来も、里山から始まります。

【目次】

第1章 里山世界と村の成り立ち――自然の一部としての人間の暮らし
第2章 せめぎあう村と国家――自治vs.統制のゆくえ
第3章 森と農の物語 ―― 自然から浮き上がっていく人間の姿
第4章 水俣と福島から「生国」を学ぶ――生命に対する責任とは
第5章 「おカネ」の物語から自由になる―― 巨大な力に翻弄されないために
第6章 解けなくなった人生方程式 ―― 「人並みな暮らし」は幸せなのか
第7章 第2次移住ブームがやってきた―― 自分らしい生き方を求めて
第8章 「弱さ」の物語 ―― 価値の大逆転
第9章 自然の哲学――物語を書き換える

高野雅夫
1962年山口県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)。 木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。 また、2014年4月に立ち上がった、大学と社会との連携を進める名古屋大学・臨床環境学コンサルティングファームの部門長として、自治体や企業、NPO に対して持続可能な地域づくりのためのコンサルティング活動を進めている。2013年には国連の専門家会議で日本の里山がもつ持続可能な社会づくりにとっての意義について報告した。主な著書に『人は100W で生きられる』(大和書房、 2011年)、編著に『持続可能な生き方をデザインしよう』(明石書店、2017年)、共著に『 千年持続社会――共生・循環型文明社会の創造』(資源協会編、日本地域社会研究所、2003年)、『 市民参加型社会とは――愛知万博計画過程と公共圏の再創造』(町村敬志、吉見俊哉編、有斐閣、2005年)などがある。

出版社: ヘウレーカ
サイズ:240ページ 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
発行年月:2021/8/20

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