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水中で口笛
工藤玲音

¥1870(税込)

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くどうれいん、待望の第一歌集刊行!
「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。
天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。

玲⾳さんの歌は、はばたく⼀⽻、⾛る⼀頭、
ゆらめく⼀尾、そしてそよぐ⼀⽊。ー⼩島ゆかり

この歌集の読み⼼地を例えるなら、
ジェットコースターより銀河鉄道です。ー柴⽥聡⼦

〈収録短歌より〉
水中では懺悔も口笛もあぶく やまめのようにきみはふりむく
ガーベラもダリアも花と呼ぶきみがコスモスだけはコスモスと呼ぶ
杏露酒と発声すれば美しい鳥呼ぶみたい おいでシンルチュ
噛めるひかり啜れるひかり飲めるひかり祈りのように盛岡冷麵
ハムカツをげんきに頼むハムカツをげんきに頼むわたしを頼む
無言でもいいよ、ずっと 東北に休符のような雪ふりつもる
うどん茹でる わたしを褒めるひとびとを哀れに思う夕暮れもある
またいつか狂うのかもね押し花になっていらない栞の四つ葉

❖目次

I
水中で口笛
夜の海
コスモス
すもも齧る
光源
ひらかれる
休符
氷柱
啄木を殴りたい日
ほんものの銀河鉄道

II
Siesta(2013)
みんなみたいな
シンルチュ
春の知恵の輪
白蛇
ハムカツ
ここから

III
きみちゃん
電球売り場
まっすぐに来る
笹舟
獅子色
ながい動画
葉言葉
ひらめいた
令和まだ

IV
通勤が好き
なか卯ソング
秋のてんや
冬の銀だこ
ひゅーもー
ほそながい
花束に氵
増量
ぶおおんと
薔薇泥棒
でんぶ
Clouds are geneus

あとがき

工藤玲音(くどうれいん)
一九九四年生まれ。岩手県盛岡市出身。
著書に『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『うたうおばけ』(書肆侃侃房)。

出版社: 左右社
サイズ:208ページ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
発行年月:2021/4/19

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